七転び八起き
勝尾寺の勝運信仰は平安時代にまで遡る。六代座主、行巡が清和帝の病を祈祷で治し、大層お喜びになられた天皇が
「ここはまさに王に勝った寺、勝尾寺である。」と命名した。
転んでも転んでも起き上がる「七転び八起き」の精神を持ったダルマのように、たとえ苦しく挫けそうになろうとも、
目の前の困難と大いに向かい合い、「己に勝つ」と強い念じ続け、一三〇〇年を誇る勝尾寺の「勝運」を掴み取りましょう。
大願成就に必要なのは、ひたすらに自分を信じぬくこと。縁起の良い「勝ちダルマ」を自分自信と見立てて睨み合い、
仏の光によって照らし出された階段を、一段また一段と焦らす昇り続けることが出来れば、必ずや彼方に望む高みに辿り着くことでしょう。
