勝尾寺易占
六十四卦ダルマみくじ

八卦の図
だるま

『六十四卦ダルマみくじ』について

“六十四卦ダルマみくじ” は、日本で唯一勝尾寺でのみ行なえる占いで、その方法は古代中国において重要な政策や事案を決定する場面などで用いられてきた「易」を基盤としており、その基本となる哲学は大宇宙のあらゆる事象や存在は、陰(-)と陽(+)相反する二曲の完全なる相互均衡が保たれた状態であると捉え、それらの法則は大自然の森羅万象のみならず、私たち人間にも例外なく作用するという考えに基づいた特殊なダルマ易占となります。

また、「卦」とは自然調和の “パターン” の事であり、下図のように陰と陽の 2つの符号の 3 階層構造によって形成される 8 通りを「八卦」と呼び、更にもう一つの「八卦」を上下に組み合わせることにより(八卦 × 八卦)合計六十四パターンの「六十四卦」が出来上がります。

勝尾寺の “六十四卦ダルマみくじ” に表層的な吉や凶などの記載は一切なく、 また易占する際には占いたい事案を “一つだけ” 心に念じた状態でダルマを選 ばなければなりません。みくじは占いたい内容の数だけ引くことは出来ますが、一つの事案につきダルマみくじによる易占は年に一度しか行うことが出来ません。あなたご自身で引き寄せた「卦」であるからこそ、“今の” あなたへの大切なお導きのコトバが綴られていますので、あなたご自身で “みくじのコトバの真意” を読み解いてください。

たった一度の人生、二度ない人生です。
どうか今日と言う日が、皆さまにとって素晴らしき良き日でありますように。 合掌

“六十四卦ダルマみくじ”で占える内容

  • 仕事
  • 商売
  • スポーツ
  • 受験
  • 恋愛
  • 芸事
  • 病気
  • 人間関係
  • 家庭
  • その他 具体的な事案
爻の図

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異なる場所では異なる出会いがある。
留まらないことで失うものも得るものもある。

「火山旅」について

一時の関係だからこそ旅は楽しい

旅先にはいつもと異なる出会いがある。一時の関係であるからこそ、自分と異なる考えを持つ人とも楽しく話せる。自分が生きて来た道にはいなかった性質の人にも会える。自分の本来の道をともに歩く仲間ではないが、旅での出会いは自分を広げるためにはとても良い経験である。旅とは、どこかへ出かけることだけを指すのではなく、いつもの自分とは違う行動や体験をすることも含まれる。

居場所を見つける旅は簡単ではない

旅とは楽しいものである。ただそれは、帰る場所があるからこそ言える。居場所を見つける旅は楽しいものではなく、心も体も不安定で休まらない。居場所を変えようとするなら、それを覚悟せよ。すぐに見つかるものではなく、決めるにしても、他に魅力的な場所があると思えるから判断が難しい。旅先においては、その規則に従い順応していくこと。そうしなければ本質は見えない。