“六十四卦ダルマみくじ” は、日本で唯一勝尾寺でのみ行なえる占いで、その方法は古代中国において重要な政策や事案を決定する場面などで用いられてきた「易」を基盤としており、その基本となる哲学は大宇宙のあらゆる事象や存在は、陰(-)と陽(+)相反する二曲の完全なる相互均衡が保たれた状態であると捉え、それらの法則は大自然の森羅万象のみならず、私たち人間にも例外なく作用するという考えに基づいた特殊なダルマ易占となります。
また、「卦」とは自然調和の “パターン” の事であり、下図のように陰と陽の 2つの符号の 3 階層構造によって形成される 8 通りを「八卦」と呼び、更にもう一つの「八卦」を上下に組み合わせることにより(八卦×八卦)合計六十四パターンの「六十四卦」が出来上がります。
勝尾寺の “六十四卦ダルマみくじ” に表層的な吉や凶などの記載は一切なく、 また易占する際には占いたい事案を “一つだけ” 心に念じた状態でダルマを選 ばなければなりません。みくじは占いたい内容の数だけ引くことは出来ますが、一つの事案につきダルマみくじによる易占は年に一度しか行うことが出来ません。あなたご自身で引き寄せた「卦」であるからこそ、“今の” あなたへの大切なお導きのコトバが綴られていますので、あなたご自身で “みくじのコトバの真意” を読み解いてください。
たった一度の人生、二度ない人生です。
どうか今日と言う日が、皆さまにとって素晴らしき良き日でありますように。
合掌
占いたい内容の数だけみくじを引いても構いませんが、一つの内容につき易占は一回しか行ってはならず、あなた自身が引いた「卦」の中にあなたへの大切な「戒めとお導きのコトバ」が綴られています。
“六十四卦ダルマみくじ”で占える内容